ところが、「だめなのよ、その日はお茶席の主催しなければいけなくなったの」と電話があり、珍しく夫と歌舞伎座に出かけました。
出かける前に、「鳩居堂に行きたいから早めに出ましょ」と言ってあったので、12時半には家を出ました。
上野駅の2階のすし屋で昼食・・・いつものコース。
地下鉄に乗って銀座で降りて地上に出たら「あら、雨!」
鳩居堂の前の出口から、傘無しでお店に駆け込みました。
絵はがきや年賀用のスタンプや干支のゴム印んなど買って、また地下鉄に駆け込み!
東銀座までは一駅、傘持ってれば歩いたのに・・・
歌舞伎座の地下に降りたら、すごい人! 開幕までには一時間近くあるのに座る場所もない!
会場時間になってやっと席に着いたら、まあ、いい席!花道のすぐ脇です。
八か月ぶりの歌舞伎、夫は新歌舞伎座は初めてです。
歌舞伎に熱中していた高校時代から大学卒業までくらいの10年ほどは、役者中心の見方だったけど、今は、ストーリーの荒唐無稽さも、時代考証のちぐはぐさもすべて含めて、これが歌舞伎なんだって、楽しめるからふしぎ!
染五郎がいい役者になったなあとか、菊五郎ってお姉さんそっくりとか、観客の女性たちが一世一代の和服でくるのはいいけど、どう見ても年の割には派手すぎたり、あらら、帯の位置が高すぎるじゃん!とか・・・・・
こんな楽しみもあるんですよね〜