何しろ師走の三十日だから、満席状態!
予約をお願いしたけどノーと言われて苦労して2時近くになって「待った甲斐があったわねえ〜」って、のれんを潜ったのよ。
私なんか、海老天の頭のから揚げのおいしさに、二匹のうちの一匹分を「亭主の酒のつまみにする」と言って紙に包んで持ってきて、大笑いされちゃった。
この年中行事も五十代のころから始めたんだけど、そばも天ぷらも天下一品!
みんな元気だから、まだ十年!・・・は無理かなあ
ということで、今日は朝から大掃除!
今までなんとかしなきゃと思いながら、手が付けられないでいた二階の二部屋を!
息子夫婦が結婚した後一年ほどを過ごした二部屋が、物置部屋になってたんだ。
この部屋をきれいに片づけることは、なんとなく次のだれかのためじゃなきゃいやだなあと思ってたけど、もういいよね。
私の死に支度なんだ!
私が死んだあと「何!この埃だらけの部屋!」ってだれかに言われないためにね!
「捨てたもの」
障害のあるひとたちと関わって、埼玉大学のゼミに通っていた頃の大学ノート
いっぱいあったけど、世界は変化してる。50年前のノートなんて、書いた本人のノスタルジアのためくらいにしかならないもんね。
それから、ちいさなグループから立ち上がって、地域の障害者のために組織した団体の議事録など。
その輪が大きくなって障害者の作業所つくりに広がっていった頃の記録。
私を形づくった記録だけど、私の頭の中に生きている今は亡きAさん、Bさん、Cさんのことなど、誰も知らないもんね!
「捨てられないもの」
大学で歌舞伎にのめりこんで、神保町の古本屋を漁って見つけた演劇に関する古書。
今は亡き教授の方々の本は、捨てられない。棺の中入れてもらおう。
だけど本も老化するのね。綴目がぼろぼろなんだもの。
ともかく、今日は天井まである二つの本棚の4分の1までは片づけたけど、結構埃だらけの
有吉佐和子や向田邦子や松本清張や、そうそう、愛新覚羅溥儀のラストエンペラーなんかも来年になったら読んでみよう。
来年はゆったりのんびりの時間が取れるように、がんばるぞオ〜〜〜〜
床と畳と廊下と階段がきれいになったら、ぐったり!